2023年4月おから味噌レター 


こんにちは。新年度の慌ただしさも落ち着いたころでしょうか。

一時とても冷え込んだかと思えば、初夏を思わすくらいの暖かい日になって落ち着かない陽気が続きますが、私は引越し先での生活も慣れ、子どもらもそれぞれ中学校と高校に入学し、落ち着いてきたところです。

さて、近況はこのくらいにしておいておから味噌ですね。今月、初めて4月におから味噌講座を実施させていただきました。そのため今回から、4月仕込みの味噌の状態も一緒に紹介していこうと思います。どうぞよろしくお願いします。

1.12月仕込みの味噌

材料:かじはら豆腐のおからと豆乳

仕込んでから4か月経った味噌がこちら。褐色がかってきて、汁気も出てきています。袋を開けて中を見てみると…

白いぷつぷつが出来てますね。何度か説明していますが、これはアミノ酸の塊「チロシン」です。カビやごみに見えますが大丈夫。
(※白くて胞子のようなものがもしゃもしゃしていたらカビなのでご注意を)

2.1月仕込みの味噌

材料:小幡豆腐のおからと豆乳

こちらは大量に仕込んでいるのですが、1月に仕込んだ味噌なので3か月経過したものになります。色味はまだ白っぽく、汁気は少なめです。小幡豆腐のおからは、真っ白で水分をしっかり飛ばしたタイプだったので、色は白っぽくて、汁気はそれほど出てこないようです。豆腐屋によって使う大豆が違うので、こうやって仕上がりにも差が出て来るのは本当に面白いですね。では中を見てみましょう。

先月もこの味噌はカビが発生していたのですが、再度カビが…。でも小さいので取り除けば大丈夫。

清潔なスプーンでカビの周りをぐるりと取り除きました。カビがあった箇所は塩を振って、表面をならしてから封をしました。来月もカビが出ないよう、ちょくちょく様子を見てあげなくてはいけなさそうです。

3.2月仕込みの味噌

2月に仕込んだ味噌はこのような状態で、色はまだ白くて汁気は多め。早瀬豆富のおからは、水分量が多めなのが特徴なので汁気が多めなんですね。では中身を見てみましょう。

麹の粒とおからがなじんで一体感が生まれています。これから発酵がもっと進むと、色づいてくるはずなのでゆっくりと見守りましょう。

4.4月仕込みの味噌

4月の末におから味噌づくりをしたばかりなので、こちらは作り立てほやほやのおから味噌です。現在、ひっくり返した状態で保存しています。
春に仕込んだものは、発酵が早い分、熟成にかける時間もすくないのであっさりとした味わいのものができると言われています。どんな味に仕上がるか、今から楽しみです。

以上が今月の味噌でした。

続きまして5月-6月の料理教室もご案内させてください。

〇5/24(水)倉敷エディオン本店クッキングスタジオにて、「生おからクイックパンと大豆ミートロールキャベツ」を作ります。 →申し込みはエディオン倉敷本店まで
(4月開催予定でしたが、諸事情により延期しました)
〇5/26(金)カフェ&ダイニング遊(笠岡)にて、豆腐料理教室を開催します。メニューは未定となっております(早く決めて告知出します)→申し込みはSNSのメッセージで私まで連絡ください。
〇6/7(水)倉敷エディオン本店クッキングスタジオにて、「手作りおから茶と豆腐のバスクチーズケーキ」を作ります。 →申し込みはエディオン倉敷本店まで
〇6/16(金)カフェ&ダイニング遊(笠岡)にて、スタジオにて、「手作りおから茶と豆腐のバスクチーズケーキ」→申し込みはSNSのメッセージで私まで連絡ください。

よろしくお願いします。

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