2022年6月おから味噌メモ


こんにちは。江戸野陽子です。

先週末から急激に暑くなってきましたね。熱中症も心配ですし、おから味噌もこの暑さを乗り越えられるかどうか気になるところですね。

この時期、30℃近くまで室内の温度が上がることがあると思いますが、味噌をそのまま放置しておいてよいの? という質問をよくいただきます。

お答えしましょう。大丈夫です。

味噌の発酵がスムーズに進む温度は、25-30℃くらい。すなわち今は、発酵がぐんぐんと進む時期なのです。

暑い環境がずっと続くと、発酵がぐんぐん進んで味噌の色合いが深まっていくと思います。
これ以上、味が深まらなくていいよと思えば、冷暗所や冷蔵庫に移動させ、発酵のスピードを抑えてあげるといいでしょう。

それでは今月のトピックです。

1. 2021年12月作成したおから味噌 
2. 2022年1月作成したおから味噌
3. 2022年3月作成したおから味噌

1. 2021年12月作成したおから味噌 

表面に液体(たまり)ができており、全体に液体が沁みているような状態で、ほどよく色づいています。

麹の粒もほどよく丸くなってきており、袋の上から味噌を触ると柔らかく、簡単に揉むことができます。

これからどんどん暑くなるので、発酵もどんどん進みます。
袋の中が空気でパンパンになると思われますので、そうなる前に袋の口を開けて、定期的に空気を抜くようにしてあげましょう。


2. 2022年1月作成したおから味噌

こちらはうっすらと液体(たまり)が発生しており、色合いもいい具合になっています。麹の粒がまだ残っている状態です。


12月作成したおから味噌同様に、袋が空気でパンパンにならぬよう気を付けてあげましょう。


3. 2022年3月作成したおから味噌

こちらもいい具合に発酵が進んでおり、液体(たまり)がじわっと発生しており、色味もいい具合になています。

私の味噌はカビは心配なさそうですが、黒っぽいカビが出たという報告をいくつか受けております。
ご自身の味噌を要チェックして、もし発生しているようなら清潔なスプーンで取り除いてください。

この時期のカビは、暑くなると勢いよく育ちます。カビは早めに見つけて、早めに取り除くようにしましょう!  夏を越えれば、おいしいおから味噌はすぐそこです。

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