シンプルが一番おいしい、とはよく言ったものですね。冷奴をデザート風に食べるなら、どんなソースが一番合うのだろうと思い、色々と試してみたところ、一番しっくりきたのが米麹の甘酒ソースでした。(ここ最近の甘酒推しはここから来ています。)

世のレシピには、ジャムのソースをかけるとか、黒蜜ときな粉とか、バルサミコ酢と蜂蜜、なんていう組み合わせがあるのですが、どうしても豆腐からでてくる水分が、味を薄くさせてしまうので、豆腐とからみにくいな、なんて思っていました。ジュレみたいなのを作ってのせるのがいいのな、とも考えたものですが、手のこんだソースだと、気軽に食べられないので、やめておこう、というようなことを考えました。

そんなわけで、たどりついたのが甘酒。豆乳を加えて、好みのゆるさにするだけのソースです。米麹が糖化する際に発生する、ブドウ糖やオリゴ糖がたっぷり含まれている甘酒は、こんなに甘いのに、甘味料はなし。自然の甘みがこんなにあるだなんて、感激しませんか?(普段甘酒を飲まなかったので、個人的にはすごい発見だったのです) よかったら、おいしい豆腐を用意して、上に乗せてみてください。その際は、国産大豆で丁寧に作られたお豆腐(できれば、できたて)を選ぶことをおすすめします。

材料 2人分

絹ごし豆腐か寄せ豆腐 1丁
米麹の甘酒 大さじ4-6
無調整豆乳 大さじ2-3
飾り用のクコの実

作り方

1. クコの実を水で戻しておきます。
2. ボウルに甘酒と豆乳を加えて、好みのゆるさにして、ソースを作ります。
3. 食べる5分前に、まな板の上にキッチンペーパーを敷き、その上に豆腐をのせて、軽く水切りしておきます。
4. 容器に豆腐を盛り付け、ソースをかけて、クコの実を飾り付けてできあがりです。

 

おすすめ記事