芽キャベツの旬は、冬から春先にかけて! 春だとばかり思っていたのですが、どちらかというと寒い冬の方だったのですね。自分の芽キャベツへの興味の低さに愕然とし、野菜ソムリエなのに選り好みしてはいかんな、と思い取り上げることにしました。
そこで発見したのが、芽キャベツの意外なおいしさ! なんで今まで食べなかったのだろうと思うくらい、芽キャベツがおいしかったのです。芽キャベツ食べるくらいなら、普通のキャベツの方がいいし、調理のレパートリーも思いつきづらいし、シチューなどに入った芽キャベツがおいしくないと思っていたくらいでした。
サッとゆでた芽キャベツは、キャベツの柔らかさと甘さを兼ね備え、しっかりとした歯ごたえと、ほろ苦さを持っていて、大人好みの味わいでした。早速ですが、芽キャベツのおいしいゆで方を紹介しましょう。
ちなみにレシピ記事「芽キャベツを丸ごとおいしくいただく絶品3レシピ」はAll About「毎日の野菜・フルーツレシピ」にて公開しています。こちらの内容は、記事で紹介しきれかなった小ネタを中心に紹介しております!
1. 外葉をはがし、根元に切込みを入れる。
芽キャベツを洗います。外葉は必ずはがす必要はなく、汚れているものなどを中心にはがします。そして、根元に切込みを入れます。芽キャベツは葉がしっかりと巻いているので、中まで火が通りにくいので切れ込みを入れて、火を通りやすくするのです。
2.たっぷりの湯でゆでる
ゆで時間に差が出るので、小さいものと大きいものに分けておきましょう。芽キャベツは浮いてくるので、箸で混ぜながら! これで仕上がりにムラがなくなります。小さいものだと1分半~2分ほど。大きいものだと2分~3分で火が通ります。生ゆでの芽キャベツは渋さと苦みが残るので、味見して、火が通っていることを必ず確認しましょう。余熱で柔らかくなるので、渋みがなくなったところでざるにあけて、自然に冷まします。ちなみに、半分に切ってから芽キャベツゆでた場合、全体が水っぽくて、味が薄く感じるので、丸ごとゆでることをおすすめします。
ゆでた芽キャベツは、和え物、サラダ、炒め物におすすめです。煮ると、ぐずぐずに柔らかくなってしまうので、彩りとして最後に加えるのがちょうどいと思います。