豆腐百珍の10番目、「雷豆腐」を作ってみました。どんな豆腐料理なのかと言いますと…

手でぐしゃっと崩した木綿豆腐を、熱したごま油で炒めて、醤油、ねぎ、大根おろし、わさび、山椒でいただく一品です。

なかなかワイルドなお料理で、豆腐の水切りをしないで炒めているから、豆腐からじゃぶじゃぶと水分が出てきて、まるで汁物のような一品なのでした。これが本当に正しい雷豆腐なのかな、と不安に思いつつも、手元にある資料から読み解くと、こういうものができるので、きっとこういうものなのだろう、と言い聞かせています。

材料

木綿豆腐 1丁、大根おろし 1/2カップ分、ねぎのみじん切り 1/4カップほど、醤油 大さじ1、わさび 少々、山椒 少々、ごま油 大さじ1

作り方メモ

深めのフライパンにごま油を熱したら、木綿豆腐を崩しながら投入します。木べらで全体を混ぜて、大根おろし、ねぎのみじん切り、醤油、山椒を加えて全体をよく混ぜ合わせます。味をみて、豆腐に温まりムラがないようなら、器に盛り付けて、わさびをのせていただきます。

※豆腐に熱が加わりにくいので、全体が温まっているのを確認してから盛り付けます。

感想

豆腐がたっぷり入った汁物をいただいている感じでした。豆腐自身にしっかりとうまみがあるので、豆腐から出てくる水分に、ごま油と醤油が加わっただけで、シンプルなスープに仕上がっていました。木綿豆腐1個だけですが、1人だと満腹になるボリュームでした。

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