手間はかかるけど、いわしとごぼうとせりの組み合わせが最高においしい、この鍋。規格外の小さないわしだと、手で開けるくらい柔らかいので、身を開いて、内臓を取り出して、骨を取ります。骨がするんと、取れるとうれしくて、思わずにんまり。それをたたいて、団子を作ります。だしはいわしの頭、生姜、ねぎの青いところで取ります。今回は味噌仕立てですが、醤油でも、塩でもおいしいです。しめは雑炊がいいのですが、スープの売れ行きがよすぎて、雑炊を作る量が確保できない…。

材料(2人分)

いわしだんご
いわし 小さいもの7-10匹
ねぎ みじん切りを半分
生姜 一片をすりおろす
片栗粉 大さじ1
味噌 大さじ1/2

新ごぼう 大きめのささがきにしたもの1/2本
ねぎ ぶつ切り1/2本
せり1株かセロリの葉1本分をざく切り
豆腐 1/2丁
味噌 大さじ1/2
水 3-4カップ
酒 大さじ1
生姜 1片(だし用)
ねぎの青いところ(だし用)

いわし団子鍋

作り方

1. いわしの頭を切り落とし、手の指で身を開いて、内臓と骨を取り除きます。骨が多少残っていても、この後包丁でたたくので、大丈夫です。
2. いわしの身を包丁で細かくたたき、ボウルに入れ、ねぎのみじん切り、すりおろした生姜、片栗粉、味噌を加えて混ぜます。
3. 鍋に水を入れて火にかけ、沸騰したら酒、いわしの頭、生姜、ねぎの青いところを加えます。弱火で5分ほど火にかけ、アクを取り除きながらだしをとります。
4. だしの素材を取り除き、いわし団子をスプーンで整形して、鍋に入れます。新ごぼうとねぎも加えます。いわし団子に味が通ったら味噌を溶き、味を確認。足りないようなら、調整し、食べる直前に豆腐とせりを加えていただきます。

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