キャロットラぺを作る都合、たくさんのにんじんを切りました。まずは包丁で、薄切りにしたにんじんを重ねての千切り。次に、にんじんスライサーで。道具が違えば、切り口も、食感も違うことを改めて実感。
にんじんの薄切りなら、斜めに切ってから千切り。にんじんは、縦に繊維がはしっているので、この切り方だと、繊維が断ち切れるので、柔らかめの仕上がりに。食感がしっかりしている方が好きなので、ちょっと太めです。
千切りするときは、縦の薄切りにしてから重ねて切るパターンと、真横の輪切りにしてから重ねて切るパターンもあります。前者は繊維が残っているので、しっかりとした食感。炒め物とかにいいですね。後者は繊維を断ち切られいて、ちょっと短めの仕上がりになります。こっちは汁物とかがおすすめ。用途に合わせて切ると◎。
続いて、スライサーで。キャロットラぺの本場、フランスはこうしたスライサーでにんじんをおろす(切る?スライス)することが多いようです。スライサーは、繊維がほとんど断ち切られているので、しんなり、柔らかな仕上がりです。同じにんじんなのに、包丁で切るよりずっとずっとソフトです。
こうしたスライサーの困った点は、にんじんの最後の方の小さい切れ端。指も一緒におろさないように、気を付けてスライスしますが、それでも小さい切れ端を上手におろせないので、それはあきらめて、包丁で切っています。ちなみにこのスライサー、太めのスライスを作る面があって、裏面は細いスライスができあがります。とっても便利な道具でした。