All Aboutの方で、ズッキーニの記事(栄養価の高いズッキーニの吸収率を高める絶品レシピ)を公開しているところです。今回は、レシピがメインだったので、ズッキーニの栄養・選び方・保存方法など、書ききれなかった内容をこちらで整理しておこうかと思います。
ズッキーニってどんな野菜?
きゅうりによく似ているけれど、かぼちゃの仲間のズッキーニ。細長い緑色のものが一般的ですが、黄色いものや、太いもの、丸いものなど、様々なものがあります。かぼちゃと違って、皮が柔らかく、みずみずしいので、丸ごと食べることができます。皮付近はちょっとえぐみがあって、生でそのまま食べると大根みたいなカリカリの食感が。サッと加熱すれば、歯ごたえの残ったカリッとした食感で、じっくり火を入れると果肉がトロッと柔らかくなる野菜です。
旬は夏。ラタトゥイユとして一般的だけど、欧米では油で揚げるフリッターやフライが定番です。カリッとした衣の中に、トロッとした果肉を楽しめる一品に。皮はえぐみがあると言えども、言うほどつよいえぐみではないので、切り方を工夫すれば生で食べても◎。千切りして、しんなりさせて、サラダ・ナムル・酢の物・和え物がおすすめです。
ズッキーニの栄養
ズッキーニの栄養はかぼちゃときゅうりのいいとこ取りです。きゅうり的側面は、低カロリー・カリウム・水分・低糖質。かぼちゃ的側面はビタミンC・βカロテン・ビタミンB。低カロリーなのに、緑黄色野菜みたいに高い栄養価を持つのです! なんかお得感が!!
ちなみに、低糖質とはでんぷん質が少ないこと。ダイエットに取り入れるのがおすすめのようです。
ズッキーニの選び方
細長いズッキーニなら、
- 切り口が新しいもの
- 色の発色がはっきりしていて、ツヤのあるもの
- 太さが均一で太りすぎていないもの
新鮮なズッキーニの切り口は、みずみずしく、ものによっては水分があふれていることもあります。ちょっとベタベタしますが、それはズッキーニが新鮮な証拠です。切り口からあふれる水滴を見るのは、私の趣味のひとつです。
ズッキーニの保存
低温障害を起こして黒ずんでしまうので、新聞紙などに包んで、涼しいところで保存。日が経つと味が落ちてしまうので、1週間以内に食べるようにしましょう。
カットしたものはぴっちりとラップして、野菜室で保存。早めに食べきりましょう。