先日紹介した、大根おろしのだしスープ。それを活用して定番の「白菜とベーコンの重ね蒸し」を作ってみました。
白菜とベーコンを交互に重ね、適当な幅の横に切ります。
それを鍋にギュウギュウと詰めて並べたものに、大根おろしだしスープを注いで、蒸すのです。
塩、ブラックペッパー、パセリで味や見た目を調整すれば、できあがりです。
1人分なら、白菜の葉7-8枚にベーコン5枚くらいの量です。
この料理はとってもシンプルなので、だしスープにこだわってみました。
忙しいときは、顆粒だしに頼ってしまうことが多いので、それはそれでよしとしています。
なので、時間があるときや、素材の味を楽しみたいときは、工夫するようにしています。
顆粒だしは便利で味が確立している反面、いつも同じ味なのでアソビがないかな、なんて。
アソビがない、なんて抽象的な表現を使ってしまいましたが、味のふり幅が狭いとでも言えばいいのでしょうか。
それはそれで、いつでも安定した味があるので、安心です。
私は安定より、冒険や発見が好きなので、それだとちょっと物足りない。
なので、たまには自分で作ってみて、素材が作る、味の複雑さを楽しんでほしいな、と思います。
とはいえ、ものすごーくおいしくできるときもあれば、まずいときもあるので、この博打的なことも楽しめる余裕がないといけませんね。
ものすごーくおいしいときの、感動は病みつきです。