夏に旬を迎える冬瓜。夏が旬なのに、名前が冬の瓜なのは、丸のまま保存すれば、冬まで保存がきくからだそうです。
ラグビーボールくらい大きいので、食べきれなさそうで、手出ししにくいところですが、ここは思い切って食べてしまいましょう。冬瓜は90%が水分なので、低カロリーでとってもヘルシー。体を冷やす効果もあるので、夏に食べればほてった体をほどよく落ち着けてくれるので、エコにもなります。
なにはともあれ、下ごしらえだけおさえておけば、どうにかなるものです。味は淡泊なので、どんな味にも染まる柔軟さのある野菜です。シンプルにだしと醤油で炊いても、カレー味にしても、中華味にしても、トマト味にしても、とってもおいしくいただける野菜です。できたてアツアツでも、冷やしてひんやりいただくのも◎。意外となんでもイケるんです。
冬瓜の下ごしらえ手順
1. 大きな冬瓜は、皮は厚いけど果肉は柔らかいので、皮を切るときだけ力を込めて1/4にカットします。
中央にある種とワタをくりぬいて、皮を厚めにむきます。余った冬瓜は、ぴっちりラップして冷蔵庫で3-4日ほど保存できます。
2. 一口大にカットした冬瓜は鍋に入れて、水から下ゆでします。沸騰したら10分ほどしっかりとゆでます。
3. 色が透明になるくらいしっかりゆでると、冬瓜の水分が抜けて、味が染みやすくなります。
4. 水気を切ったら、好みの味つけに。まず押さえておきたいのが煮物。お揚げと一緒に煮ていますが、鶏肉などと合わせても◎。色々と試してみてください。
だし汁、薄口しょうゆ、みりん、きび砂糖で10分ほど煮たら、火を止めてゆっくりと味をなじませて作りました。