夏に旬を迎えるつるむらさき。葉は厚めで、しっかりとした茎を持っています。ゆでると、独特のぬめりがあり、食べてみると土臭さがある、夏の葉野菜です。
新鮮なつるむらさきは、生でも食べられますが、独特のクセがあるので、加熱した方が食べやすいお野菜です。手始めにゆでて、おひたしと酢味噌和えを作ってみましょう。そのままゆでてもいいのですが、葉と茎では火の通りに差があるので、分けてゆでるとよりおいしいです。茎は1分ほど、葉は20秒前後ゆでるだけです。
小ネタ : 漢字で書くと蔓紫。英語はIndian spinach。直訳すると、インドのほうれん草。でも、ほうれん草の仲間ではないのです(笑)
栄養情報: カロテン、ビタミンC、B2、カリウム、カルシウム、鉄が豊富。
調理情報: ゆでる、炒めるなどの加熱調理がおすすめ。甘くて、味の濃いフルーツと合わせてグリーンスムージーにしても◎。
つるむらさきのゆで方
2. 鍋にお湯をたっぷり沸騰させたら、塩を少々加え茎を入れてゆでます。30秒ほどしたら葉を入れて、20秒ほどしたらざるにあけて水気を切ります。
3. 平たいざるなどにあけて、自然に冷ましてあげます。触れるくらいになったら、水気を絞って食べやすい長さに切ります。
4. 切った葉を器に盛り付けて、たっぷりのだし醤油とかつおぶしをかけて、おひたしのできあがり。冷蔵庫でしっかり冷やすと◎。
レシピこちら → つるむらさきのおひたし
5. 切った茎を器に盛り付けて、酢味噌をかけてできあがり。甘酸っぱい味わいで、つるむらさきの独特のクセが気になりません。
レシピこちら → つるむらさきの酢味噌和え