コラム,  豆腐屋さん探訪

豆腐屋さん食べ歩き記/倉敷市「かじはら豆腐」絹ごし豆腐編


豆腐マイスターを取得してから、何かとお世話になっているのが倉敷市にあるかじはら豆腐さん。贔屓にしている一番の理由は手に入りやすい・種類が豊富・値段が手頃・おいしいの4拍子が揃っているから。

えっ、理由が普通すぎるって? いやいや、これは豆腐選びの真理だと思います。だって、いつでもおいしい豆腐が手に入る安心感って選ばれる理由としては大きいと思います。そう、いつもそばにあると、それが当たり前になってしまうから、当たり前のことに感謝しよう。(なんだか邦楽の歌詞にありそうですね……。うふふ) 地元に豆腐屋さんがあることに感謝!!

豆腐がなきゃ始まらないよ、湯豆腐ですよ。

さて、かじはら豆腐さんのお豆腐は、スーパーなどの量販店・産直・移動販売・倉敷駅前の店舗・工場に行けば買えます。ちなみに私は、移動販売以外の方法で買うことが多いです。

かじはら豆腐 駅前店

  • 住所 岡山県倉敷市阿知2丁目3-2
  • 営業時間 10:00-18:00
  • 定休日 日曜日
  • 駐車場 なし

さて、前置きが長くなりましたが、かじはら豆腐さんとは社長さん(めっちゃいい人)に全商品の特徴や原材料のことなどインタビューさせてもらったことがありまして、せっかくなのでこちらにメモ代わりに残しておこうと思います。買う時の参考にもなると思います。尚、値段は税別、内容量は2018年10月時点のものになります。

その前にもうひとつ。


豆腐の重さの話

豆腐マイスターや豆腐屋さんならば、知っていると思いますが、豆腐は1丁300gとは限りません。地域やメーカーや種類によって重さは様々。でも水に浮いている生のお豆腐(生豆腐)はだいたい300gが多いです。たまーに太っ腹のところは350gだったり、400gだったり…。なので料理レシピ本の1丁が何グラムなのかは要注意です。(豆知識)

憶えておくと、ツウになった気分で豆腐を選べます。ではではまずは、こちらで扱っている絹ごし豆腐(と類似する)の商品4点を紹介していきますよ。


きぬ

  • 内容量 300g
  • 価格 184円

国産大豆で作られた、定番の絹ごし豆腐。私も絹ごし豆腐を食べたいときは、だいたいこれを買っています。低温度帯・時間長めで固めているので、滑らかでツルンとした食感が特徴。凝固剤はにがりです。ちなみに使っている大豆は、そのときどきに合わせて変えているそうです。


まじめ一丁きぬ 

  • 内容量 400g 
  • 価格 210円

ほらほら、早速きましたよ。上記の絹ごし豆腐と何が違うねん!! ってやつです。ではまずはパッケージから読み取りましょう。分かるのは内容量が400gのこと、岡山県産の大豆で作っていること、凝固剤はにがり。この3つです。地産地消にこだわる方におすすめです。

そして上記の豆腐との違いがもうひとつ。こちらの豆腐は高温度帯で短時間で固めています。なので、私の主観ですが食感が柔らかめな気がします。プリンに例えると、きぬが焼きプリンの固め、まじめ一丁がカスタードクリームっぽいプリン。(語弊があったらごめんなさい。あくまで個人的主観です)


玉やっこ 

  • 内容量 2個入り
  • 価格 198

かじはら豆腐さんの、創業時からの商品は3つあるそうですが、そのうちのひとつがこちら、元祖絹ごし豆腐だ、生粋って書いてあるよ、「玉やっこ」!!

こちらは卵型のふわふわの絹ごし豆腐が2個入っています。ちなみに凝固剤はにがりと硫酸カルシウム。2種類の凝固剤を使用しています。

こちらの豆腐は期間限定販売で夏前くらいから秋の半ばくらいまでしか販売していません。そう、冷奴がおいしい季節です。

食感はつるん・ふるん。社長さんが「作った日に食べると本当にうまいなと思う」と言っていましたが、インタビュー前に食べたときは大した印象に残っていなくて、この豆腐の魅力に気づかずにいました。

そして食べましたよ、作ったその日に。

めっちゃくちゃ、うまいじゃないですか。

豆腐は、作ったその日に食べると本当においしいってことを実感しました。


寄せ豆腐

  • 内容量 240g
  • 価格 175円

そしてラストは寄せ豆腐。これを絹ごし豆腐に分類した理由ですが、かじはら豆腐さんでは、絹ごし豆腐をつくるときの豆乳で寄せ豆腐を作っているからです。(他のメーカーさんはどうしているかは、知らんがな)

豆腐の材料である豆乳ですが、絹ごし豆腐の方が木綿豆腐のものより豆乳の濃度が濃いものです。なので、この寄せ豆腐は濃い豆乳で作られている濃厚な寄せ豆腐ってわけですね。とても得をした気分です!! 

こちら、固めたての素朴で純朴な豆腐の味が楽しめます。料理教室でふるまったときも、とても好評だったものです。

さて、次回は木綿豆腐についてまとめようと思います。